2022/08/02
区切り打ち3回目 第3日目
打ったお寺 23〜26番
長い長い一日だった。
徳島県から高知県へ入る日。歩き遍路だったら何日もかかる過酷な道のりだけど、私は公共交通機関を利用する。
まずは歩き。
5:10、宿を出発。今までで1番朝早い出発。それでも明るい。夏は日が長い。
安定の朝日の美しさ。
綺麗すぎでしょ。
竹。
人形。
入江。(というの?)
海岸。
5時間半ノンストップで歩いた。23番薬王寺着。真夏のこの時期、早朝だから成せた技。
電車の時間が迫ってたからめっちゃ急いで参拝。日和佐駅から鯖瀬駅。鯖瀬からバスを乗り継いで室戸岬まで。
バスから見る海。雄大過ぎて怖い。
24番最御崎寺までは、室戸のバス停を降りて車道をくねくね登っていくんだが、暑さと疲労で体力の限界だった。
最御崎寺って四国八十八ヶ所の中でも見所のひとつだと思うが、意識朦朧でほぼ記憶になし。
参拝後くだる。この道が永遠に続く気がした。
次の津照寺までバスに乗るつもりだったが、バスの運ちゃんに見逃され、なんと乗れなかった。大声で「待ってくださいー!」と追いかけもしたんだけど。
一瞬絶望したけど歩くしかない。「歩いても1時間半でしょ!」と、やけっぱちな気分でズンズン歩いた。
15:50、25番津照寺着。日焼けで真っ黒焦げ。
漁村の中に馴染んでるお寺。素敵。
これ以上歩く体力がなかったのでネットで行き方を検索。Google先生によると、バスで26番金剛頂寺に行けるらしい。近くにいた地元の方に聞くとバスなんてないと言われたが、調べるとどうやらコミュニティバスらしい。
時間ギリギリでコミュニティバスに乗り26番金剛頂寺へ到着。その後の宿へのアクセスも数分後に来るコミュニティバスのみだったので、26番金剛頂寺を秒で参拝、写真撮る余裕なし。
なんとか生き延びた〜という気分で、更に民営バスと電車を乗り継ぎ、27番近くの「民宿とうの浜」へ。
朝5時から夜7時まで、真夏にフルパワーで移動し続けた。ちかれた〜。